高知人の返杯が華麗すぎる
高知人の宴会での返杯が華麗すぎて驚いたというお話
- 返杯とは
ようは
- 自分(Aさん)の空のコップを相手(Bさん)に渡す
- 受け取ったBさんに注ぐ
- Bさんが飲み干す
- その飲み干したグラスをAさんに渡す
- BさんがAさんに注ぐ
- Aさん飲み干す
これをずーーーと色んな人に繰り広げてくわけです
これ非常にレスポンスの早さが求められるので
- 基本瓶ビール+小さめのグラス
- 日本酒+おちょこ
高知にはこんな素敵な文化があっていいな〜と思ってるわけです←飲み好きにはw
- この一連の流れが華麗なんです
どういうことかというと
例えば東京だと
- AさんBさん話してます
- Cさんが瓶ビール持ってきます
- AさんBさん話をとめ、Cさんの方を向き、Cさんからビールを注がれ、Cさんにも注ぎ、3人で乾杯
みたいなのよくあるじゃないですか
それがこの前の高知の宴会だと
- AさんBさん、CさんDさんそれぞれ話してます
- Cさん、Dさんと話しながらもBさんにグラスを渡し、注ぐ
- BさんもAさんのほうを向いたままグラスを受け取り、Aさんと話しながら注がれる
- Bさん飲み干し、Cさんにグラスを渡し注ぐ
- Cさん飲み干し、そのままAさんBさん、CさんDさんそれぞれ話す
注目してほしいのはABCDさんの向いてる方向(矢印)
CさんきてもBさんそっぽ向いてるんですよ! けど手だけはちゃんとCさんのほうにあるんです!
んでBさん飲み終わったらAさんの話し関係なしにすぐ返杯するんです!で、注いでる時もCさんDさんと話してるんですね。
んで終わったら元通り。
ただ飲ませただけやん!!
これをずーーーーーーーーとやってるからすごいなと
みんながヘンな気を使うことが全くなく、誰でもいつでも気軽に知らない人とでも、関わりのもてる素晴らしい風習だなと見てて思いました
その場にいないとこの感じなかなか分かりづらいかもしれませんが、私にはとても華麗に見えました
飲み好きの人は是非高知に遊びに来てくださいw
おしまい